センターについて

「けんしん」をきっかけとした健康支援を、日々進歩する予防医学を礎として実施しています。健康診断、人間ドック、外来診療、健康教育、運動療法教室の事業を通じて、皆さまの健康をサポートしてまいります。

ごあいさつ

時代の変化に対応しつつ一層の努力と研鑽に努めてまいります

当センターは、1940(昭和15)年の創設以来80年以上にわたり健診を通して、結核予防、がん予防、生活習慣病予防など、京都府民の皆様の健康増進に寄与すべく活動してまいりました。当センターの使命は、京都府下全域を対象とした地域住民検診、職域検診、学校検診、などの各種健康診断をはじめ、人間ドック、一般外来診療により、各種疾病の予防・早期発見や健康の保持・増進を図ることにあります。

近年の我が国の疾病構造、死亡原因、人口構成の推移や課題をみますと、

  1. 結核は徐々に減少し、2021年に低まん延国となったが、人から人へと感染が広がる病気の性質上、早期発見が大切な疾患であることに変わりはない
  2. 死亡原因の第一は長年にわたり、がんを中心とした悪性腫瘍である。免疫療法など治療法の進歩が顕著だが、やはり早期発見が重要な疾患であることに変化はない
  3. 高血圧、脂質異常症、動脈硬化、糖尿病、COPD(肺気腫)などの生活習慣病は高齢者の増加と生活習慣の欧米化に伴い増加しており、主な死亡原因の基礎疾患となっている
  4. 平均寿命は徐々に延びているが、昨今は健康寿命を延ばすことが重要と言われている。そのためには疾病の予防・早期発見に加えて、サルコペニア(筋肉量低下)、フレイル(虚弱)などの加齢に伴う体力や気力の衰えを防止することも大切である

などが概観されます。
時代の変化はありますが、健診(検診)の重要性はいささかも減少していません。結核とがんの早期発見、生活習慣病の予防や改善など従来からの使命をさらに全うするとともに、迎えつつある超高齢社会で、京都府内の高齢者の健康寿命の増進にも貢献すべく、一層の努力と研鑽に努める所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

専務理事 

品質方針

公益性の高い予防医学の専門機関として、健診事業を中心に疾病の早期発見予防につながる良質な生活習慣形成のため地域住民に対し総合的な健康支援を行います。

制定日:2013年4月1日

シンボルマークについて

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 京都予防医学センターのシンボルマークは、財団創立5周年を記念して作成したものです。デザインは京都府民から一般募集し、その中から選ばれた最優秀作品を原案としました。
 この図案は、京都予防医学センターの頭文字「K」と健康で躍動感にあふれる人間を図案化したもので、人々の輝きに満ちた明るい未来への願いをこめたものです。
 顔の部分のあざやかな赤は、活き活き、はつらつとしたイメージで、明るい躍動美を表します。また、体の部分のブルーは、清潔さと健やかさを表現し、のびのびとした手足が明日への健康の喜びをうたいあげます。

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